泉涌寺の楊貴妃観音は縁結びの神様だった!?
京都の泉涌寺は、天皇家とのかかわりが深い、とても由緒あるお寺です。
そんなこちらのお寺で最近話題になっているのが、縁結びのご利益にあやかれる「楊貴妃観音」。
今回は泉涌寺と良縁祈願にぴったりな楊貴妃観音についてご紹介します。
泉涌寺とは
出典:http://www.harusan1925.net/0808.html
京都にある泉涌寺は、境内の「月輪陵」と呼ばれる場所に、歴代の天皇25人の陵墓があり、ふるくから天皇家とのかかわりが深い寺院として栄えてきました。
創建も平安時代と古く、一度荒廃したものの鎌倉時代には再興し、現在の境内よりも広い土地に堂塔伽藍が立ち並んでいたそうです。
現在でもその面影は随所に残っており、入口にある「大門」や「仏殿」などは、重要文化財に指定されている建造物でもあります。
天皇家の陵墓があったことから、戦前までは一般の人が立ち入ることができない寺院でした。
その名残で、泉涌寺の参道は入口から下り参道を下って本殿へと降りていく形となっているのです。
これは、大門の外からしか参拝できない一般の人にも、門から本殿の姿が見えやすいように、このような形となったといわれています。
戦後、一般人の境内への参拝が解禁されると、京都観光の名所の一つとして、観光客が参拝するようになりました。
今では、縁結びのご利益で一躍有名になり、若い男女の参拝者の姿も多くみられます。
楊貴妃観音の場所
楊貴妃観音の安置されている場所は、大門を入って左手奥にあるお堂です。
ここは「楊貴妃観音堂」と呼ばれるお堂で、中央に楊貴妃観音、両脇に六羅漢像を従えています。
美貌のために不幸な最後を遂げた楊貴妃の菩提を弔うために建立されたと伝えられる観音像です。
楊貴妃が一番きれいだった時期を再現して作られた観音像からは、どこか気品があふれる感じを受けます。
また観音像の材料は香木で作られており、これは楊貴妃が生まれながらにして良い香りがしたという逸話に基づいています。
「楊貴妃観音」のご利益は、美人成就と縁結び。
お参りするだけで美しい姿といいご縁を両方いただけるという、なんとも贅沢なご利益があります。
そのため、芸能人や化粧品会社の人たちも、美人祈願に訪れています。
また、ここで祈願をした石田純一さんがほどなく東尾理子さんと結婚することになったことから、縁結びのご利益も話題になり、女性や若いカップルの参拝客も増えているそうです。
美しい姿を手に入れた上に、恋人まで手に入れられたら、ものすごく幸せですよね。
まとめ
京都観光に行くなら、ぜひ泉涌寺の楊貴妃観音をお参りしてきましょう。
美しくなるうえに、恋人と巡り合えるチャンスも増えることでしょう。
いいご縁に巡り合いたいと思っている方にはおススメの場所です。