鞍馬寺の御朱印について
京都の鞍馬山の中腹にある鞍馬寺は、牛若丸や天狗の伝説が残るなど不思議な力が宿る場所として、今でも人気のパワースポットのひとつとなっています。
今回はそんな鞍馬寺と御朱印についてご紹介します。
鞍馬寺とは
出典:http://blog-imgs-80.fc2.com/w/b/o/wbonbon/IMG_7909_201507272137111aa.jpg
鞍馬寺は、牛若丸が兵法や武術の訓練を重ねた場所としてご存知の方も多いと思います。
ご本尊は宇宙のパワーを具象化した「魔王尊」を祀っていたり、天狗伝説が残っていたりとちょっとミステリアスな部分もあり、人気のパワースポットとして人気があります。
鞍馬寺には、金星からやってきて、人々の生活を守護していたといわれる「魔王尊」が降り立った場所であるといわれ、かつては修験道の道場として栄えました。
現在の鞍馬寺本堂の前の床には「金剛床」と呼ばれる魔法陣のような模様をした場所があります。ここに「魔王尊」がもたらす宇宙のエネルギーが集中しているといわれ、現在では順番待ちの行列ができるほど、人気のパワースポットになっています。
また、鞍馬山には古くから天狗の伝説も残っています。
鞍馬寺が修験の道場として栄えていたころ、多くの修験者たちが修行を行っていました。そんな修験者たちを守ってくれる守り神が「天狗」の由来であるといわれています。
天狗伝説は各地に存在し、それぞれの場所に天狗がいるといわれていますが、鞍馬寺の天狗は、天狗の中でも最も位の高い「大天狗」なのだそうです。そういう意味では、鞍馬山は天狗の総本山ともいえそうです。
鞍馬寺の御朱印
鞍馬寺では、もちろん御朱印をもらうことができます。境内には、鞍馬山の鎮守で、火祭りで有名な由岐神社があり、本堂の他にこの神社でも御朱印をいただくことができます。
御朱印を求めて鞍馬寺にいったなら、せっかくですからぜひ2つの御朱印をもらってきましょう。
回るルートとしては、電車利用の場合、叡山電車の鞍馬駅で下車しますが、ここから、仁王門をくぐって本堂に向います。仁王門をくぐると、本堂までは、ケーブルカーか徒歩で向かうわけですが、由岐神社の御朱印をもらうなら、徒歩で行きましょう。
仁王門から少し登ったところに由岐神社はあります。由岐神社の御朱印は読みやすい書体で書かれていて、火祭りのスタンプも押してくれます。
神社の御朱印をいただいたら、そのまま本堂へと向かいます。本堂脇の社務所で御朱印がもらえますので、参拝の後立ち寄りましょう。御朱印は由岐神社の物と違って、大胆な筆遣いの崩し字で書かれています。「尊天 鞍馬寺」と書かれているのですが、達筆すぎて読めないくらいです。
まとめ
鞍馬寺に行くなら、ぜひ本堂と由岐神社の2つの御朱印をいただいてきたいですね。それぞれ特徴のある御朱印なので比べてみると楽しいかもしれません。
御朱印を集めていなくとも、朱印帳を購入し、御朱印集めを開始してみても面白いと思います!