京都の須賀神社~縁結びのお守りについて
京都市左京区に位置する須賀神社は、縁結びのご利益がある神社として全国から参拝客が訪れています。
今回は須賀神社と、縁結びにご利益があるお守りについて紹介します。
神社の概要について
出典:http://www.cafeglobe.com/images/news_watchers/130204suga02.JPG
須賀神社は、平安時代に創建されたという古い神社で、もともとは現在の平安神宮の境内地に祀られていました。
しかし、その後の度重なる戦火を避けるため、鎌倉時代に吉田山の麓に遷座されましたが、大正時代に入り、現在の場所に移されました。
この2つの神様は夫婦の神様で、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、クシナダヒメと結婚し、一生を円満に暮らした逸話があり、夫婦円満のご利益があると、昔から信仰されていました。
現在、境内はそれほど広くなく、ひっそりと佇んでおり、見た目には普通によくある神社のようにも見えますが、こちらで毎年2月に行われる「節分祭」の時には大勢の参拝客でにぎわいを見せます。
ここで配布されるお守りに縁結びの効果があると評判になり、今では地元の人だけではなく、全国各地から京都まで節分祭を見学に訪れる観光客で賑わいます。
節分祭と「懸想文」
須賀神社では毎年2月2~3日の間、節分祭というお祭りが催され、京都府内外から大勢の参拝客でにぎわいを見せます。
「節分祭」というだけあり、境内では豆まきが行われますが、須賀神社の節分祭には、他の神社とちょっと違った特徴があります。
それが「懸想文」です。
「懸想文」とは、現代で言うところのラブレターにあたるものであり、節分祭の最中には、顔を覆面で隠し、水干に烏帽子姿という怪しげな恰好をした2人組の「懸想文売り」が懸想文を持って境内で売り歩きます。
懸想文売りは右手に文をつけた梅の枝を持ち、左手に懸想文を持って歩いているので、縁結びのご利益がほしい方は懸想文売りを呼び止めて、購入します。
この「懸想文」は、縁結びのご利益があるお守りで、手に入れた人は人に見せずに、鏡台やタンスの引き出しなどにそっとしまっておくことで、化粧品や着物が増え、容姿が美しくなって、最終的に良縁に恵まれるご利益があるといいます。
こちらの神社の懸想文は、神様が縁結びの願いを込めた、特別なお守りです。
これを手に入れることによって縁結びのパワーを手に入れることができます。
まとめ
須賀神社の節分祭の懸想文は、年に一度、節分の時にしか手に入れられない、縁結びのお守りです。
京都旅行を計画している方、ぜひ節分祭にあわせて訪ねてみてはいかがでしょうか。
とっておきの縁結びのお守りをゲットできるチャンスです。