京都の恋愛パワースポットと縁結びにご利益があるお守りガイド

京都の恋愛パワースポットや縁結びにご利益があるお守りを紹介しています。京都には人気のある神社やお寺などのパワースポットが沢山ありますが、それぞれの神社やお寺にどのような由来があるかなどを改めてご紹介するとともに、恋愛運アップにおける人気のお守りなどもご紹介します。

安井金比羅宮には縁結びの効果がある理由とは

京都市東山区にある安井金比羅宮は、縁結びの効果がある神社として、TVなどでも紹介された神社です。

今回は安井金比羅宮と縁結びの効果についてご紹介します。

神社の概要について

 

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出典:http://www.cyber-world.jp.net/wp-content/uploads/2015/09/yasui_konpiragu-02.jpg

安井金比羅宮は、もともとはお寺として創建されました。

大化の改新でも有名な藤原鎌足公が、一族の繁栄を願って建立した寺院がもとになり、当時は藤や山吹の名所として有名なお寺でした。

特に境内にあった藤の花は京都随一の美しさであったと伝えられ、そのため「藤寺」と呼ばれていました。

保元の乱により讃岐に流罪にされた崇徳上皇も、この寺の藤がお気に入りで、度々参拝したといいます。

また、この寺に自分の寵愛する女性を住まわせて、藤見物にかこつけて、度々この地を訪れていたといわれています。

明治時代に入ると廃仏毀釈令によって、藤寺は「金比羅宮」として、神社に改められ現在に至っています。

縁結びの効果

 

安井金比羅宮は今では、縁結びに効果がある神社として有名になり、全国から大勢の参拝客が訪れています。

では、なぜこちらの神社に縁結びのご利益があるといわれるのでしょうか?

それは、この寺に寵愛する女性を住まわせていた崇徳上皇の故事によります。

崇徳上皇保元の乱により讃岐に流罪にされ、そのままかの地で崩御します。

上皇と生き別れになってしまった女性は、それをたいそう悲しみ、上皇の直筆の書を奉納して、一生を上皇の供養に捧げました。

そこで上皇は神になり、世の中に二度と自分たちのように不幸な目に合う人が出ないように、人々に良縁を授けてくれるのだそうです。

安井金比羅宮は縁結びだけでなく、縁切りの効果もあります。

縁切りといっても、悪い縁とを切る、という意味で、例えば病気や腐れ縁など好ましくないものとの縁を切ってくれる神様でもあります。

悪い縁を切ったうえで、良縁をさずけてくれる、そんな効果がこちらの神社にはあります。

また、境内には「縁切り縁結び碑」という石があります。

巨大な石の中央には人が通れるほどの穴が開いていて、作法にのっとってその穴を2度くぐると、1回目は悪縁を絶ち、2回目は縁結びのご利益があります。

これをすることにより、縁結びのご利益の効果があがると評判です。

まとめ

 

安井金比羅宮では縁結びの効果はもちろん、自分にまつわる悪縁も断ち切ってくれると、1度の参拝で2つの効果があるパワースポットです。

いい縁に巡り合いたいと願っている方はぜひ、参拝していただけたら幸いです。