安井金比羅宮の縁切りの効果や口コミについて
京都にある安井金比羅宮は、京都で人気の観光スポットである祇園からほど近いところにあり、多くの観光客が「良縁祈願」で訪れる神社です。
でも、こちらの神社にはなんとも言えない「縁切り」の効果もあります。
今回は安井金比羅宮とその縁切りの効果についてご紹介します。
神社の概要について
出典:https://i.ytimg.com/vi/4x83Xwipk8M/maxresdefault.jpg
安井金比羅宮はもともとは寺院でした。
この寺院は飛鳥時代に藤原鎌足の手によって、一族の繁栄を願って建てられました、古くから藤や山吹の花の名所として、京都の人々から愛され、かつてはその藤の美しさから「藤寺」とも呼ばれていました。
この藤寺には、保元の乱によって讃岐に流罪にされた崇徳上皇にまつわる伝説があります。
崇徳上皇は、藤寺の藤をこよなく愛しており、自分の寵愛する女性を藤寺に住まわせていました。
しかし、流罪によって崇徳上皇が讃岐に流され、そのまま讃岐で崩御すると、生き別れとなったその女性は、崇徳上皇の直筆の書をお寺に納め、自身は出家して尼になり、一生を崇徳上皇の供養に費やしたといいます。
この逸話にちなんで、他の人々が、自分と同じように愛する人と引き裂かれることのないように、崇徳天皇が神となって縁結びのご利益を授けてくれるといわれるようになりました。
ご利益は
崇徳上皇の逸話から、安井金比羅宮は縁結びの効果があるとして、古くから京都の人々が参拝に訪れていました。
しかし、こちらの神社には、縁結びとは全く逆の「縁切り」のご利益もあるのです。
ただ、縁切りといっても、切りたい縁を切れるという意味で、病気やくされ縁など、自分にとって災いをもたらすものと縁を切ってくれる効果があります。
なので、安井金比羅宮では、「悪縁を絶ち、良縁を結ぶ」効果があるのです。
そのご利益をより強いものにするために、境内には「縁切り縁結び碑」という石碑があります。
この碑を手順通りに参拝すると、悪い縁が切れ、良い縁が結ばれる効果があるということで、近年人気のパワースポットになっています。
こちらを参拝した後に「形代」という神をこの巨岩に貼り付けるのですが、参拝客が多いため、紙で石が見えなくなっているほどです。
こうしてお参りすることによって「悪縁を絶ち、良縁を結ぶ」安井金比羅宮のご利益の効果が大きくなるのです。
実際、この石碑で祈願した人からは、「あこがれのあの人と結婚することができた」とか、「夫と浮気相手が別れてくれた」など、様々な口コミが聞かれます。
まとめ
安井金比羅宮では、縁結びだけではなく、なんとも言えない「縁切り」の効果もあります。
そのため、「悪い縁と切れたい」という方には、ぜひ参拝することをお勧めします。
悪い縁を絶ち切って、少しでも人生が幸せになることをお祈りしています。