野宮神社は縁結びのご利益があるパワースポット
京都・嵐山の観光めぐりの拠点ともなる野宮神社は、近年縁結びのご利益があると話題で、若い方の参拝客が増えている人気スポットです。
今回は縁結びのご利益があるパワースポットである野宮神社について紹介していきます。
神社の概要について
出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a0/Nonomiya_jinja_tinowa.jpg
平安京と共に創建された野宮神社は、1200年の歴史を持つ古い神社です。
現在でも、境内には黒木の鳥居や小柴垣など、当時の名残を残しています。
静かな森や竹林に囲まれているので、森林浴もたのしめ、境内の神聖な空気を感じることもできる神社です。
もともと、野宮神社は、皇室の皇女が斎宮として伊勢神宮に仕える前に身を清めるための神社でもありました。
斎宮として伊勢神宮への奉仕が決まった皇女は、伊勢に下る前に1年間野宮神社に籠り、身を清めてから伊勢神宮に向かったそうです。
野宮神社は嵐山や嵯峨野巡りの起点ともなる立地であるため、いつでも観光客で賑わっています。
特に近年は縁結びのご利益がクローズアップされ、若い男女の参拝客も増えています。
縁結びのご利益
さて、境内にいくつかの末社があります。
その中でも縁結びのご利益があるといわれているのが、「野宮大黒天」。
こちらの神様は人と人の縁を取り持つことはもちろん、仕事や友人との縁を結ぶご利益もあります。
さらに野宮大黒天の脇にある神石「亀石」はパワースポットとして人気のある場所で、神社で参拝を済ませたあと、この石をなでながら願い事を祈ると、1年以内に願いが叶うといわれており、恋愛に悩む女性や、永遠の愛を誓うカップルなどが、連日のように亀石を訪れています。
また、日本人なら誰でも知っているあの源氏物語にも登場します。
平安時代より、恋愛の物語の舞台として登場する野宮神社は、今でも多くの人々が恋愛を祈願する場所として、訪れる人が絶えない神社だったのです。
まとめ
こんかいご紹介したこちらの神社は嵯峨野めぐりコースの出発点にもあたり神社ですので、時間があればぜひ参拝したいところです。
野宮神社には縁結びの他に、子宝や財運、厄除けのご利益がある末社もありますので、たくさんお参りして、たくさんご利益を頂いてこれるといいですね。