京都・貴船神社のお守りのご利益について
京都市、鞍馬の山の中にある貴船神社は屈指の人気がある神社です。
今回は、そんなこちらの神社で手に入れられるお守りやそのご利益についてご紹介します。
由来と歴史
貴船神社の「貴船」はもともと「気生根」と書かれていました。
「気生根」は「運気が生まれる根幹」という意味があり、「きふね」は貴船の山から運気がみなぎっていることを表しています。
また、その歴史は古く、神武天皇の時代に創建されたといわれ、この山が京都の水源にあたることから、水の神様として古くより信仰されてきました。
人間の生命に必要となる「水」の生れ出る場所であることから、ここ一帯は人間の生命活動に必要なパワーを持っているといわれています。
そんなこの神社に祀られている神様は、水の神様と縁結びの神様です。
特に近年は縁結びの神様のご利益をいただこうとする若い女性たちの参拝客が増えています。
また、自然豊かな山中にあるため、四季の自然の移り変わりも美しく、紅葉狩りや新緑目当てにハイキングなどを楽しむ観光客も多く訪れています。
お守りとそのご利益
貴船神社は、平安時代、和泉式部が夫婦円満の祈祷に訪れたところ、効果が表れたことから、古くより縁結びのご利益があるといわれてきました。
せっかく、こちらでお参りをしたら、そのご利益がさらに強くなるように、お守りも買って帰りましょう。
運気上昇、縁結びなど様々なお守りを授与していただくことができます。
中でも人気があるのが、「結び守」。
これは結社(ゆいのやしろ)に結ぶ「結び文」をモチーフにした可愛いらしい形のお守りです。
色は薄いピンクと青の2種類。
恋人同士で1つずつ持てば、二人の縁もさらに強まることでしょう。
また、貴船神社で人気のものとして「水守り」というものがあります。
これは境内に湧き出ているご神水の水の玉をモチーフにしたお守りで、持つと運気上昇、縁結び、開運の効果があるそうです。
オシャレなデザインなので、ストラップ代わりに身に着けておくのもいいですね。
さらに、祈願して夫婦円満のご利益を手に入れた和泉式部をモチーフにした「結び守袋型」も人気です。
形は通常のものと同様ですが、ピンク地に平安装束を身にまとった和泉式部の姿をモチーフにした刺しゅうが入っています。
男性用にブルーのお守りもありますので、夫婦で1つずつ持てばさらに二人の仲が深まることでしょう。
まとめ
京都の貴船神社には、縁結びや運気上昇にご利益があるお守りの種類も豊富です。
自然豊かな山の中に鎮座するこちらの神社を参拝して、運気を上昇させたら、ぜひそのパワーが持続するようにお守りも買って帰りましょう。