六角堂は京都の縁結びの神様がいる場所
京都の六角堂は縁結びの神様として有名な寺院です。
そこには縁結びにまつわるパワースポットがあり、訪れる方も増えているのだとか。今回は京都・六角堂とその縁結びの神様について紹介いたします。
寺院概要
出典:http://kaiun-ch.com/wp-content/uploads/2016/01/445-enmusubi.jpg
六角堂は京都市中京区にあり、周囲を高層ビルで囲まれた場所にあります。
上空からこちらを見ると六角形の形をしていることから、いつのころからか六角堂と呼ばれるようになりました。
地元の方からは「六角さん」との愛称で呼ばれています。
もともとは、飛鳥時代に誰でもご存知である歴史上の人物である聖徳太子によって建立されたと言い伝えられています。
ある時、旅の疲れをいやすために、この地で聖徳太子が休憩を取っていたところ、木の枝にかけておいた仏像が急に重くなり、動かせなくなってしまいました。
仕方がないので聖徳太子はこの地で野宿していると、夢に仏様があらわれ、「この地にとどまって民衆を救いたい」といわれました。
そこで目が覚めると、聖徳太子はお告げに従って、この地に寺院を建立します。
これがこの地の起源だと今のところは言われています。
また、いけばな発祥の地でもあり、境内にはいけばなが飾られています。
縁結びの神様も
六角堂の境内には、大きな柳の木が立っています。
この柳の木は「縁結び柳」と呼ばれていて、縁結びのご利益があるパワースポットとして人気を集めています。
この柳の木には、恋愛にまつわる伝説が残っています。
平安時代、嵯峨天皇が后を探してここ六角堂で祈願をしたところ、夢の中に神様が出てきて「六角堂の柳の下に行きなさい」とお告げをされました。
そのお告げをもとに嵯峨天皇が柳の木を訪れると、その下には美女が立っていたようです。
そのため、この場所にある「縁結びの柳」の下で願をかけると、縁結びの神様が願いをかなえてくれるとの逸話もあります。
また、六角堂で引いたおみくじを柳に結び付けると良縁に巡り合えるともいわれています。
おみくじは2本の柳の枝を結びつけるようにするとより効果が高いといわれています。
まとめ
境内には他にも「へそ石」というパワースポットや可愛いお地蔵さんが立ち並んでいて、見どころも多いです。
縁結びの神様に願いをかけてみたいと思って京都へ来られたのなら、訪れることをオススメします。